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子どもと向き合っていると、 「この声かけでよかったのかな」 「どうして同じように伝えても、反応が違うんだろう」 と迷うことがあります。
保育園で日々たくさんの子どもたちと接していると、 同じ年齢でも、同じ環境でも、感じ方や安心するポイントは本当にさまざまだと感じます。
保育園で子どもたちと過ごしていると、 「同じように声をかけているつもりなのに、反応がまったく違う」 そんな場面に、何度も出会います。
すぐに切り替えられる子もいれば、 気持ちの整理に時間がかかる子。 言葉よりも表情を見てほしい子もいれば、 言葉で説明してもらうことで安心する子もいます。
その違いは、育ってきた環境や気質、経験など、 さまざまなものが重なって生まれているものです。
このページでは、血液型という視点をひとつのヒントとして、 子どもへの声かけや関わり方の傾向をまとめました。
血液型ですべてが決まるわけではありません。 当てはめるためではなく、 「この子は、どんな関わり方だと安心できるのかな?」 と考えるきっかけとして読んでいただけたらうれしいです。
血液型は、そのすべてを説明できるものではありません。 それでも、「この子は、こういう関わり方だと落ち着きやすいかも」と 考える入り口の一つとして、 現場では役に立つ場面もあります。

血液型を見るときに、大切にしたいこと
血液型の話をするとき、いちばん大切にしたいのは、 「当てはめない」「決めつけない」という姿勢です。
同じA型でも、感じ方はまったく違いますし、 B型だからこう、O型だからこう、と一言で言えるものではありません。
それでも、 「この声かけは、なぜかこの子には伝わりやすい」 「この関わり方だと、安心した表情を見せてくれる」 そんな小さな積み重ねの中で、 血液型の傾向がヒントになることがあります。
以下では、あくまで傾向としてよく見られる姿と、 保育園で実際に試してきた声かけの考え方を紹介します。
A型の子ども|繊細さを安心に変える声かけ
A型の子どもは、周りをよく見て、空気を感じ取りながら行動する姿が印象的です。
保育園でも、 ・先生の話をよく聞こうとする ・ルールを守ろうとがんばる ・周りに合わせようとする そんな姿がよく見られます。
その一方で、失敗を強く気にしたり、 注意されると必要以上に落ち込んでしまうこともあります。
A型の子どもへの声かけで大切なのは、 結果よりも過程を認めること。
「ちゃんと考えてたね」 「やってみようとしたのがすごいよ」 といった言葉は、安心感につながりやすいです。
急かしたり、比べたりするよりも、 「この子のペースでいい」と伝える関わりが、 A型の子どもの力を引き出してくれます。
A型の子どもは、まじめさや丁寧さがある分、 「ちゃんとできているかどうか」を気にしやすい一面もあります。
声かけをするときは、 評価ではなく存在そのものに目を向ける言葉が、 心をゆるめてくれることがあります。
▶ A型の子どもは繊細?保育園で感じる特徴と関わり方のコツ(近日公開)

B型の子ども|自由さを受け止める声かけ
B型の子どもは、自分の「今、やりたい」を大切にするタイプです。
興味のあることには驚くほど集中しますが、 興味がないことにはなかなか気持ちが向かないこともあります。
集団生活の中では、 「マイペース」「落ち着きがない」 と見られてしまうこともありますが、 実はとても正直で、感覚がはっきりしている子どもたちです。
B型の子どもへの声かけでは、 行動を否定せず、選択肢を示すことがポイントです。
「今はそれが楽しいんだね」 「終わったら教えてね」 といった言葉は、切り替えの助けになります。
枠にはめようとするよりも、 自由な発想を受け止めることで、 B型の子どもは安心して集団の中に戻ってきます。
B型の子どもは、自分の感覚に正直です。 その分、気持ちが切り替わるタイミングも、その子なりのリズムがあります。
「みんなと同じ」を求めすぎず、 戻ってくる場所があると伝えることで、 安心して自由を楽しめるようになります。
▶ B型の子どもはマイペース?集団生活で見える本当の姿(近日公開)

O型の子ども|つながりを大切にする声かけ
O型の子どもは、人との関わりをエネルギーにするタイプです。
先生のそばに来たがったり、 友だちを誘って遊んだり、 前に出たがる姿がよく見られます。
その姿から「甘えん坊」「目立ちたがり」と思われがちですが、 実は安心できる関係の中で力を発揮する子でもあります。
O型の子どもへの声かけでは、 存在そのものを認める言葉が大きな支えになります。
「見てるよ」 「一緒にやろうか」 「頼りにしてるよ」 そんな言葉が、気持ちを落ち着かせてくれます。
先に安心を届けることで、 その後の行動がぐっと安定することも多いです。
O型の子どもは、人とのやりとりの中で、 自分の役割や立ち位置を感じ取っています。
注目されたい行動の奥には、 「つながっていたい」という気持ちが隠れていることも多く、 先に安心を届けることが、落ち着きにつながります。
▶ O型の子どもは目立ちたがり?保育園でよくある行動パターン(近日公開)

AB型の子ども|距離感を尊重する声かけ
AB型の子どもは、人と関わる時間と、 一人で過ごす時間の両方を大切にします。
さっきまで楽しそうだったのに、 急に一人遊びに戻る。 そんな姿に、大人が戸惑うこともあります。
でもそれは、気分屋なのではなく、 自分の心の状態を感じ取って行動している結果です。
AB型の子どもへの声かけでは、 無理に輪に入れようとせず、 今の距離感を認めることが大切です。
「今は一人がいいんだね」 「落ち着いたら教えてね」 といった言葉は、安心につながります。
そっと見守る関わりが、 AB型の子どもが自分から動き出すきっかけになることもあります。
AB型の子どもは、周囲をよく見ている分、 刺激が多いと疲れてしまうこともあります。
距離を取る選択を尊重されることで、 自分から関わるタイミングを見つけやすくなります。
▶ AB型の子どもは不思議ちゃん?誤解されやすい理由(近日公開)

血液型は「決めるもの」ではなく「考えるヒント」
ここまで血液型ごとの傾向を見てきましたが、 同じ血液型でも、すべての子が同じではありません。
血液型は、性格を決めつけるためのものではなく、 関わり方を考えるための一つの入り口です。
声かけに迷ったときは、 「この子は今、何を求めているのかな?」 と立ち止まって考えることが、何よりの関わりになります。
声かけは、うまくいったかどうかよりも、 「その子を見ようとしたかどうか」が大切なのだと思います。
同じ言葉でも、ある日は届き、ある日は届かない。 それは、子どもが成長している証でもあります。
血液型の記事を通して、 「この子の見え方が少し変わった」と感じてもらえたなら、 それだけで十分意味があるのではないでしょうか。
声かけに迷ったときは
声かけ全般についての迷いや悩みは、 Q&A形式でまとめたページもあります。
「これでいいのかな」と感じたときに、 そっと立ち寄ってもらえる場所です。
→ 子育ての声かけで迷ったときのQ&A|よくある悩みと考え方

まとめ
子どもへの声かけに、絶対の正解はありません。
でも、血液型という視点を通して見ることで、 これまで気づかなかったその子の一面が、 ふっと見えてくることもあります。
大切なのは、うまく言えたかどうかよりも、 「この子を理解しよう」とする気持ち。
子どもの姿に迷ったときは、正解を探すよりも、 今日のその子を、そっと見つめてみてくださいね。
血液型はあくまでヒント。決めつけない視点については、こちらの記事でまとめています。
・・・今日も一日ちはるびより
