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「うちの子、急に甘えたり、急に一人になったり…」「何を考えているのか分からなくて不安です」
AB型のお子さんを育てている保護者の方から、こんな声を聞くことがあります。
保育園でも、AB型の子どもは少し独特な存在です。 周りと楽しそうに関わっていたかと思えば、急に一人遊びに戻る。 その切り替えの早さに、大人が戸惑うことも少なくありません。
その姿から、「不思議ちゃん」「気分屋」「つかめない」と見られてしまいがちですが、 実はそこには、AB型の子ならではのバランス感覚と繊細さがあります。
この記事では、 AB型の子どもが大切にしている心のバランスと、 そのペースを尊重する関わり方・声かけについて、保育士の視点からお伝えします。
血液型ですべてが決まるわけではありませんが、 「この子はどう関わると安心するのかな?」と考えるヒントになればうれしいです。

AB型の子どもによく言われる性格
一般的に、AB型の子どもは次のようなイメージを持たれることが多いです。
- 不思議ちゃん
- 二面性がある
- マイペース
- 感受性が豊か
園生活の中でも、
- 友だちと楽しそうに遊ぶ時間
- 一人で静かに過ごす時間
この両方を大切にしている姿がよく見られます。
にぎやかな集団の中にずっといるよりも、 自分の世界に戻る時間が必要なタイプとも言えます。
その切り替えが自然なだけに、大人から見ると「急に変わった?」と感じてしまうのです。
保育園で見えるAB型の子どもの姿
AB型の子どもは、集団の中でも少し距離感が独特です。
・必要なときは人と関わる ・無理だと感じたら一人になる ・全体をよく観察してから動く
そんな姿がよく見られます。
一見クールに見えますが、実はとても周りをよく見ていて、 空気を感じ取る力に長けています。
ただ、その分、刺激が多すぎると疲れてしまい、 一人の時間を強く求めるようになることもあります。
AB型の子どもにとって、「一人で過ごす時間」は逃げではなく、 心を整えるための大切な時間なのです。

AB型の子が誤解されやすい場面
AB型の子どもが誤解されやすいのは、次のような場面です。
急に一人になりたがるとき
「さっきまで楽しそうだったのに」と思われがちですが、 実は心のエネルギーを回復している最中です。
反応が薄く見えるとき
感情がないわけではなく、表に出す量が少ないだけのこともあります。
行動が読めないとき
気分屋ではなく、その時々で自分に合う距離感を選んでいるのです。
AB型の子どもは、自分の内側の感覚をとても大切にしているタイプ。 それが周りからは分かりにくく、誤解につながってしまうのです。
保育士が意識しているAB型の子への関わり方
園では、AB型の子どもと関わるとき、次のことを意識しています。
無理に輪に入れない
「今は見ていたいんだね」と、その選択を尊重します。
静かな時間を保障する
一人で落ち着ける場所や時間があるだけで、安心感が大きく変わります。
必要なときにそっと関わる
距離を保ちつつ、「いつでも声かけていいよ」と伝えます。

AB型の子におすすめの声かけ例・NG例
| 場面 | おすすめの声かけ(OK) | 避けたい声かけ(NG) |
|---|---|---|
| 一人になりたいとき | 「今は一人がいいんだね」 | 「みんなと一緒にしなさい」 |
| 反応が薄いとき | 「ちゃんと見てたんだね」 | 「何考えてるの?」 |
| 迷っているとき | 「ゆっくり決めていいよ」 | 「どっちなの?」 |
| 距離を取りたいとき | 「また話したくなったら教えてね」 | 「はっきりして」 |
AB型の子には、気持ちや距離感を尊重する言葉が安心につながります。
選択を急かされると、心を閉じてしまうことがあります。
答えを求めすぎず、「そのままでいいよ」という姿勢が大切です。
→「声かけ全般の悩みは、こちらでまとめています」(近日公開)
AB型の子どもの長所を伸ばす関わり
AB型の子どもは、
- 観察力がある
- 状況に応じた距離感を取れる
- 一人でも集団でも過ごせる
といった、バランスの取れた力を持っています。
前に出すぎず、でも必要なときにはしっかり関わる。 そんな姿は、集団にとってとても大切な存在です。
「不思議」なのではなく、自分を守る力と周りを見る力を持っている。 それがAB型の子どもの大きな魅力です。

まとめ|距離感を大切にするのがAB型の子どもらしさ
AB型の子どもは、自分の心の状態にとても正直です。
近づいたり、離れたりを繰り返しながら、 自分にとって心地よい場所を探しています。
そのペースを尊重してもらえると、 AB型の子どもは安心して、自分らしさを発揮していきます。
血液型はあくまでヒントの一つ。 一番大切なのは、その子が今、どんな距離感を求めているのかを感じ取ることです。
子どもの姿に迷ったときは、正解を探すよりも、今日のその子を、そっと見つめてみてくださいね。
・・・今日も一日ちはるびより
AB型の子どもの距離感や切り替えの早さも、 その子なりの安心の形なのだと感じます。ほかの血液型の子どもたちの姿や、 性格を決めつけずに見るための考え方は、 こちらの記事でまとめています。
