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「A型っぽいね」「B型だからかな?」
子育てをしていると、こんな言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
保育園で働いていると、保護者の方から血液型と性格について質問されることがよくあります。 血液型の話は、子どもの様子を共有する“きっかけ”としてはとても身近で便利なものです。
ただその一方で、「血液型だから仕方ない」「この子はこういう性格なんだ」と決めつけてしまうことで、 その子本来の姿や成長のチャンスを見逃してしまうこともあります。
この記事では、保育士としてたくさんの子どもたちと関わってきた経験をもとに、 子どもの性格と血液型をどう受け止め、どう向き合っていくといいのかを、 やさしく整理していきます。
血液型を信じている方も、あまり気にしていない方も、 「その子らしさ」を考えるヒントとして、気軽に読んでいただけたらうれしいです。

血液型と性格は、どこまで参考になる?
血液型と性格の関係については、はっきりとした科学的根拠があるわけではありません。 そのため、「血液型で性格が決まる」と断定することはできません。
それでも日本では昔から、 A型は几帳面、B型はマイペース、O型はおおらか、AB型は独特… といったイメージが広く知られています。
保育現場でも、保護者の方との会話の中で、 「確かにそんな一面もあるかもしれませんね」と話が広がることはよくあります。
血液型の話が役立つのは、性格を決めつけるためではなく、子どもを理解しようとする“入口”として使うときです。
「どうしてこの子はこういう行動をするんだろう?」 そんな疑問を持ったときに、血液型のイメージを一つのヒントとして考えてみる。 それくらいの距離感が、ちょうどいいのではないかと感じています。
→内部リンク:血液型を知るとラクになる?子育てのイライラが減った話(近日公開)
保育園で感じる「性格の違い」
同じ年齢、同じクラスで過ごしていても、子どもたちの性格は本当にさまざまです。
・新しい遊びにすぐ飛び込める子 ・様子を見てからゆっくり参加する子 ・お友だちの輪の中心にいる子 ・一人遊びをじっくり楽しむ子
どれが良い・悪いではなく、どれもその子の大切な個性です。
また、保育園では元気いっぱいなのに、家では甘えん坊。 家ではおとなしいのに、園ではとても活発。 そんなふうに場所によって見せる顔が違う子もたくさんいます。
これは、子どもが環境に合わせて自分を調整している証拠でもあります。
性格は生まれ持った気質だけでなく、 経験や人との関わりの中で、少しずつ形を変えていくもの。 だからこそ、「今こうだから、この子はこういう性格」と決めてしまうのは、少しもったいないと感じるのです。
→内部リンク:同じ年齢なのにこんなに違う?性格の差を感じた園での出来事(近日公開)

血液型別に「よく言われる特徴」を見てみる
ここからは、一般的によく言われている血液型ごとのイメージを、 保育士の視点も交えながら整理してみます。
あくまで「そう言われることが多い傾向」であり、 当てはまらない子もたくさんいるという前提で読んでみてください。
A型の子ども
真面目、几帳面、周りをよく見て行動する… そんなイメージを持たれやすいA型の子。
園でも、先生の話をよく聞いていたり、ルールを守ろうとがんばる姿が見られることがあります。
→ 繊細でがんばり屋なA型の子どもについて、保育園で感じる特徴と関わり方を詳しくまとめています。(近日公開)
B型の子ども
マイペース、自由、好奇心旺盛。 思いついたらすぐ行動する姿が目立つことも。
集団生活の中では誤解されやすい場面もありますが、発想の豊かさは大きな魅力です。
→ マイペースに見えるB型の子どもが、集団の中でどんな世界を見ているのかを保育士視点で紹介しています。(近日公開)
O型の子ども
明るくておおらか、周りを巻き込む力があると言われることが多いO型。
クラスの雰囲気を和ませてくれる存在になることも少なくありません。
→ 人との関わりが大好きなO型の子どもの行動と、安心して力を伸ばす関わり方をまとめています。(近日公開)
AB型の子ども
不思議ちゃん、二面性があると言われがちなAB型。
一人の時間を大切にしつつ、急に社交的になるなど、つかみにくさが魅力でもあります。
→ 一人の時間も大切にするAB型の子どもが、なぜ誤解されやすいのかをやさしく解説しています。(近日公開)
血液型よりも大切にしたいこと
血液型の話をしていると、つい「だからなんだ」と納得したくなります。 でも、保育の現場で一番大切にしているのは、血液型よりもその子の今の気持ちです。
・なぜ今その行動をしているのか ・何に困っているのか ・どんな関わりを求めているのか
同じ行動でも、理由は子どもによってまったく違います。
「困った行動」と思えることも、 実は「助けてほしい」「わかってほしい」というサインかもしれません。
血液型は話題の一つとして軽く受け止めながら、 目の前のその子自身を見ること。 それが、子どもにとって一番安心できる関わりにつながると感じています。
→内部リンク:短所だと思っていた性格が、実は長所だった話(近日公開)

血液型別|声かけ早見カード(困ったときの一言)
保育園で子どもたちと関わっていると、
「どんな声をかけたら、この子は安心できるんだろう?」と迷う場面がたくさんあります。
血液型だけで性格は決まりませんが、
声かけの“入り口”を考えるヒントとして、参考になることもあります。
ここでは、保育士として日々子どもたちと接する中で感じてきた、
血液型ごとに伝わりやすい声かけの例を、早見カードとしてまとめました。
「当てはまる・当てはまらない」よりも、
今、目の前のその子の様子に合わせて、使えそうな言葉を拾ってみてくださいね。
🅰 A型の子に響きやすい声かけ
- 「ゆっくりで大丈夫だよ」
- 「やってみようとしたのがすごいね」
- 「ちゃんと考えてたね」
- 「次はこうするとよさそうだね」
避けたい言い方(例):気にしすぎ/なんでできないの?/早くして
→内部リンク:A型の子どもは繊細?保育園で感じる特徴と関わり方のコツ
🅱 B型の子に響きやすい声かけ
- 「面白いこと思いついたね」
- 「そんなやり方もあるんだね」
- 「終わったら教えてね」
- 「今はそれが楽しいんだね」
避けたい言い方(例):みんなと同じにして/ちゃんとしなさい/勝手にしないで
→内部リンク:B型の子どもはマイペース?集団生活で見える本当の姿
🅾 O型の子に響きやすい声かけ
- 「一緒にやろうか」
- 「見てるよ、ちゃんと」
- 「頼りにしてるよ」
- 「終わったら声かけるね」
避けたい言い方(例):あとにして/静かにして/一人でやって
→内部リンク:O型の子どもは目立ちたがり?園でよくある行動パターン
🆎 AB型の子に響きやすい声かけ
- 「今は一人がいいんだね」
- 「ゆっくり決めていいよ」
- 「ちゃんと見てたんだね」
- 「また話したくなったら教えてね」
避けたい言い方(例):みんなと一緒にしなさい/はっきりして/どっちなの?
→内部リンク:AB型の子どもは不思議ちゃん?誤解されやすい理由
※声かけは「正解」を押しつけるものではなく、子どもの気持ちを受け止めるための“入り口”です。
うまくいかない日があっても大丈夫。少しずつ、その子に合う言葉が見つかっていきます。
→「声かけで迷ったら、こちらも参考にしてください」(近日公開)
血液型はあくまで一つのヒントですが、
「この子らしさ」を考えるきっかけとして、個別の記事も読んでみてください。(近日公開)
まとめ|血液型は「その子らしさ」を考えるきっかけ
子どもの性格と血液型について考えていると、 「当てはまる」「当てはまらない」と一喜一憂してしまうこともあるかもしれません。
でも、保育園でたくさんの子どもたちと関わってきて感じるのは、 どの血液型にも、その子なりの良さと、その子なりの困りごとがあるということです。
A型の子の繊細さも、B型の子の自由さも、 O型の子の人なつっこさも、AB型の子の独特な距離感も、 どれも「その子らしさ」の一部であり、間違いではありません。
血液型は、性格を決めつけるためのものではなく、 「どう関わったら、この子は安心できるんだろう?」と考えるためのヒント。
今日うまくいかなかった声かけが、明日はしっくりくることもあります。 子どもも大人も、毎日同じではありません。
だからこそ、正解を探すよりも、 目の前のその子を見て、感じて、少しずつ関わりを重ねていくことが、 何より大切なのだと思います。
このシリーズの記事が、 「うちの子、これでいいのかな?」と悩んだときに、 少し肩の力を抜いて、子どもを見る視点を増やすきっかけになればうれしいです。
子どもの性格に正解はありません。 今日の姿も、明日の姿も、どちらも大切にしていきたいですね。
子どもの姿に迷ったときは、正解を探すよりも、 今日のその子を、そっと見つめてみてくださいね。
考え方を踏まえたうえで、血液型別の声かけや関わり方をまとめた記事もあります。
・・・今日も一日ちはるびより
関連リンク
https://chiharubiyori.com/a-type-children-personality (近日公開)
https://chiharubiyori.com/b-type-children-personality (近日公開)
https://chiharubiyori.com/o-type-children-personality (近日公開)
https://chiharubiyori.com/ab-type-children-personality (近日公開)
