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「うちの子、すごく気にしやすくて…」「失敗するとすぐ泣いてしまうんです」
A型のお子さんを育てている保護者の方から、こんな声を聞くことがあります。
保育園でも、A型の子どもたちはとても周りをよく見ていて、空気を読もうとする姿が印象的です。 一方で、その繊細さゆえに、疲れてしまったり、自信をなくしてしまう場面も少なくありません。
この記事では、保育士としての経験をもとに、 A型の子どもに多く見られる繊細さの理由と、 安心して過ごせるようになる関わり方・声かけの工夫をお伝えします。
血液型だけで性格が決まるわけではありませんが、 「その子らしさ」を理解するヒントとして、参考にしていただけたらうれしいです。

A型の子どもによく言われる性格
一般的に、A型の子どもは「真面目」「几帳面」「慎重」といったイメージを持たれることが多いです。
実際に園で見ていても、
- 先生の話をよく聞こうとする
- ルールを守ろうとがんばる
- 周りの様子をよく観察している
といった姿がよく見られます。
その一方で、
- 失敗をとても気にする
- 注意されると必要以上に落ち込む
- 「間違えたらどうしよう」と動けなくなる
といった繊細な面も持ち合わせています。
A型の子どもは、まわりに迷惑をかけないように、無意識のうちにがんばっている子がとても多いのです。
保育園で見えるA型の子どもの姿
保育園という集団生活の中で、A型の子どもは「手がかからない子」と思われやすいことがあります。
・指示をきちんと聞く ・順番を守る ・トラブルを起こしにくい
こうした姿だけを見ると、「問題なく過ごせている」と感じるかもしれません。
しかし、よく観察していると、
- 自分の意見を言えずに我慢している
- 本当はやりたいことがあるのに遠慮している
- 注意されないよう常に緊張している
そんなサインが見えることもあります。
A型の子どもは、「いい子」でいようとするあまり、 自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあるのです。

A型の子が困りやすい場面
A型の子どもがつまずきやすいのは、こんな場面です。
失敗したとき
積み木が崩れた、発表で間違えた、うまくできなかった…。 そんなときに、「自分はダメだ」と感じやすい傾向があります。
注意されたとき
軽い注意でも、心の中ではとても大きく受け止めていることがあります。 表情には出さなくても、あとから落ち込んでしまうことも。
正解が分からないとき
自由遊びや答えのない活動では、「どうしたらいいのか分からない」と不安になりやすいです。
これらは弱さではなく、物事を真剣に考えている証拠でもあります。
保育士が意識しているA型の子への関わり方
園では、A型の子どもと関わるとき、次のことを特に大切にしています。
結果よりも過程を認める
「できた・できなかった」ではなく、 「やってみようとしたね」「最後まで考えてたね」と声をかけます。
安心できる言葉を添える
「間違えても大丈夫」「失敗してもいいよ」と、 挑戦していい空気を意識的に作ります。
小さな成功体験を積み重ねる
少しがんばればできることを用意し、「できた!」を実感できる機会を増やします。
A型の子におすすめの声かけ例・NG例
| 場面 | おすすめの声かけ(OK) | 避けたい声かけ(NG) |
|---|---|---|
| 失敗したとき | 「やってみようとしたのがすごいね」 | 「なんでできなかったの?」 |
| 不安そうなとき | 「ゆっくりで大丈夫だよ」 | 「気にしすぎだよ」 |
| 注意が必要なとき | 「次はこうするとよさそうだね」 | 「前にも言ったよね」 |
| がんばっているとき | 「ちゃんと考えてたね」 | 「それくらい当たり前」 |
A型の子には、安心できる言葉・評価されていると感じられる言葉が力になります。
悪気はなくても、A型の子にとってはプレッシャーになることがあります。
気持ちを否定せず、「そう思ったんだね」と一度受け止めることが大切です。
→「声かけ全般の悩みは、こちらでまとめています」
A型の子どもの長所を伸ばす関わり
A型の子どもは、
- 人の気持ちに気づける
- 丁寧に物事に取り組める
- 周りを支える力がある
といった、集団の中でとても大切な力を持っています。
目立たなくても、クラスの安心感を作ってくれている存在。 それがA型の子どもです。
「繊細さ」は、見方を変えれば優しさと誠実さ。 その良さが伝わる関わりを続けていきたいですね。

まとめ|繊細さはA型の子どもの大切な個性
A型の子どもは、周りをよく見て、たくさん考えて行動しています。
その分、疲れやすかったり、自信をなくしやすいこともありますが、 それは決して弱さではありません。
安心できる大人の存在と、あたたかい声かけがあれば、 A型の子どもは自分らしく力を発揮していきます。
血液型はあくまで一つのヒント。 一番大切なのは、目の前のその子をそのまま受け止めることです。
子どもの姿に迷ったときは、正解を探すよりも、今日のその子を、そっと見つめてみてくださいね。
他に、B型・O型・AB型の子どもについても、 それぞれの「らしさ」を大切にした記事をお届けしています。(近日公開)
・・・今日も一日ちはるびより
A型の子どもについて見てきましたが、 性格や感じ方は、血液型だけで語れるものではありません。ほかの血液型の子どもたちの姿や、 保育園で感じてきた「違い」については、 こちらの記事でまとめています。
