食べ物の好き嫌いが激しい子供は性格による?3歳までに試してみたい方法

ベテラン保育士 ちはる先生
さ~て、今回はうちの2人の娘が登場です。
新人保育士 キララ先生
うわ~、楽しみですね。

食べ物の好き嫌いがある子どもはどうして生まれるんでしょうか。
私には主人と3才違いの2人の娘がいます。もうずいぶん大きくなってしまいましたが、歳は、私の歳がばれてしまうので内緒です。

私と主人とは性格が真逆で外向的な私と、内向的な主人。食べ物の好き嫌いは、私には刺身をはじめどうしても食べられないものが、いくつかありますが、主人にはこれといってありません。

おもしろいことに上の娘は体型、性格は主人に似て、爪の形、耳の形等細部は私に似ています。下の娘は体型、性格は私、体の細部は主人に似ています。人間って良くできてますね。特徴が偏らないようにうま~く混ざっているんでしょうね。

さ~て、そんな2人の娘を育てた経験を踏まえて、食べ物の好き嫌いについてちょっと考えてみたいと思います。

 

食べ物の好き嫌いが激しいのは子供の性格によるのかも?

前の話が長くなりました。そこで、この2人の娘たちの食べ物の好き嫌いはどうだと思いますか。上の娘には好き嫌いがなく、下の娘はそれなりに好き嫌いがあります。2人とも育て方が違ったとは思っていませんので、なんの影響が考えられるでしょうか。

いろいろ考えてみると、性格が影響しているのかなと思います。うちの例では、主人と長女、私と次女が性格と好き嫌いの傾向が同じなわけです。

考えてみると、好き嫌いがあるということは、こだわりがあって、これを主張して、頑固に変えないことで、性格でいうとやはり、自己主張が強い外向的な性格と類似点が多いなあと思います。

内向的な性格では、ある程度いやでも我慢してしまう、自己主張はあまりしないし、こだわりも強くないのかもしれません。主人と長女がどう思っているかわかりませんが、私自身のことを考えると、どうしても性格に関係あるなあと考えてしまいます。

野菜 嫌い

子供の食べ物の好き嫌いがあるのはやはり親の責任?

外向的な性格なら、嫌いな物は嫌い、好きな物は好き、どうせ食べるなら好きなものを食べたいと考えるので、好き嫌いがある可能性があることは何となくわかりますが、好きな物、嫌いな物が同じになるとは考えにくいですよね。ところが、私と次女は性格も同じで、好きな食べ物はよくわかりませんが、嫌いな食べ物も同じものが多いんです。

ということは、性格の影響もあるかもしれませんが、今となっては、次女の好き嫌いはある程度は私の責任もあるかなあと思ってしまいます。

家での食事では、娘が嫌いだというものは次から出しませんでした。自分自身嫌いなものは食べたくないし、主人と長女の分と私と次女の分で、おかずを2種類作るのも面倒なので、やはり、嫌いな物は食べなくなりますし、娘も食べるチャンスがなくなるわけです。

そして、私はおしゃべりで外向的な性格なので、食事中でも、○○は嫌い、いや~!と言うことも多いため、それを聞いて育った外向的な性格の下の娘は、同じ物が嫌いになったのかなあと思います。

なので、今になって次女には甘やかして悪いことをしたと反省しています。今さら、好き嫌いは直しなさい!といっても、私にも同じように好き嫌いあるわけで、全く説得力ありません。

 

食べ物の好き嫌いをなくす3歳までに試してみたい方法

食べ物において好き嫌いをするようになる原因の一つに親の甘やかしがあることをお話ししましたが、では子どもが好き嫌いをしないようにする方法ですが、実は簡単なことなんです。

この方法は、結婚するずっと前にあるセミナーで聞いた話です。講師の先生は分子栄養学を推奨されていた森山○○さんでしたが、今、ネットで調べてみると、Youtubeでも見つけられる方でした。NPOがんコントロール協会の理事長さんになっていました。ビックリ!

食べ物 好き嫌いその方法ですが、子どもに食事を与えたとき、嫌いだといって食べないとき、その代わりに他の好きなものをあげないこと。ただ、これだけです。

好き嫌いがおこる悪循環を、断ち切る方法といえます。出したものが嫌いだと、食べたくないというかもしれません。そこで、食べないから、食べるもの、好きなものを与えてしまうと、次からも同じように嫌いなものを食べなくなってしまうわけです。

じゃあ、嫌いで食べないとどうなるか。おなかがすきます。すると、動物は食べないと、存在できないわけですから、食べるものがないと本能的に嫌いなものでも食べざるを得ないわけです。食べるまで待つと、必ず食べます。そして、嫌いで食べないというものがあるたびに繰り返します。そうすると、何でも食べられるようになるというわけです。

ただし、この方法を試すのは子どもが物心がつく3歳までとしてください。それより大きい子どもにやると、食べ物を与えないということになるので、性格が意地悪になってしまう可能性があるということですので注意が必要です。

この方法、考えれば当たり前のことですが、実行となると、私にはできませんでした。というより私自身好き嫌いがあるので、したくなかったのかもしれません。今考えると、下の娘には悪かったなあと思っています。

まだ、小さいお子さんをお持ちのママは、自分のことは棚に上げても試してみるのも良いかもしれません。でも、私自身経験していないので、うまくいく保証はありません。

野菜 好き嫌い

まとめ 子どもの食べ物の好き嫌いが激しい原因と試してみたい方法

食べ物の好き嫌いが激しいのは子供の性格によるのかも?

性格の異なる2人の娘を育てた経験では、外向的な性格の方が、食べ物の好き嫌いが激しいと感じます。

子供の食べ物の好き嫌いがあるのはやはり親の責任?

親と娘の嫌いな物が同じなのを見ると、親にも責任があるようです。

  • 嫌いな物は食べないので、代わりに好きな物をあげてしまいます。
  • 親が嫌いな物は作りたくないため、食べる機会がなくなります。
  • 親が、嫌いなものをこれが嫌い、あれはイヤだと再三言っていました。

食べ物の好き嫌いをなくす3歳までに試してみたい方法

嫌いで食べないとき、代わりに他の物を与えず、食べるまでそのままにしておきます。
そのうちに何でも必ず食べるようになります。
ただし、この方法は3歳までとします。それ以上で行うと、性格が意地悪になる可能性があるため注意が必要です。

ベテラン保育士 ちはる先生
別の機会になぜ食べ物が大切か、「分子栄養学」のことをお話しします。
新人保育士 キララ先生
食べ物と健康のことやっぱり興味ありますね。

 

・・・今日も一日ちはるびより

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