保育園の七夕飾りと願い事|1歳・2歳・3歳に合う短冊文例【現役保育士が例文を紹介】

保育園で七夕飾りを楽しむ保育士と子どもたち

保育園の七夕では、「どんな願い事を書けばいいの?」「1歳・2歳・3歳ではどんな内容が合うの?」と悩む保護者や保育士の方も多いのではないでしょうか。

七夕は、子どもたちが季節の行事に親しみ、日本の文化や伝統に触れられる大切な機会です。

保育園では笹飾りを作ったり、短冊に願い事を書いたり、七夕会を楽しんだりする園も多くあります。しかし、小さな子どもはまだ自分の願いを言葉にすることが難しいため、「どのような願い事を書けばよいのか」と迷うことも少なくありません。

私は保育士として毎年七夕行事に携わってきましたが、大切なのは「立派な願い事を書くこと」ではなく、その子らしさや成長を感じられる言葉を短冊に込めることだと感じています。

この記事では、七夕の由来や保育園で七夕を行う意味から、1歳・2歳・3歳におすすめの願い事例文、七夕飾りの意味、製作アイデア、保育士向けの準備まで、現役保育士の視点で詳しくご紹介します。

親御さんが短冊を書くときにも、保育士が行事を進めるときにも役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

保育園の七夕飾りと願い事の基本|行事の由来・ねらいをやさしく解説

七夕は、日本の夏を代表する伝統行事の一つです。

保育園では毎年7月になると笹飾りを作り、短冊に願い事を書いて飾ります。

子どもたちは製作を楽しみながら、日本の文化や季節を感じることができます。

まずは、七夕という行事について簡単に知っておきましょう。

保育士が七夕の由来を子どもたちへ話している様子

七夕はいつ?7月7日の行事として日本に広がった由来と中国との関係

七夕は毎年7月7日に行われる伝統行事です。

もともとは中国から伝わった「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が始まりとされています。

日本に伝わった後、古くから行われていた「棚機(たなばた)」という神事と結び付き、現在の七夕になったといわれています。

願い事を書いた短冊を笹に飾る風習も、この歴史の中で広まってきました。

現在では家庭だけでなく、保育園や幼稚園、小学校などでも親しまれている季節行事です。

織姫と彦星、天の川の物語を子どもたちに伝えるポイント

七夕といえば、織姫と彦星のお話です。

一年に一度だけ天の川を渡って会えるという物語は、小さな子どもたちにとっても興味を持ちやすい内容です。

1歳児や2歳児には、

「お空にいるお姫さまと男の子が会える日なんだよ。」

というように、やさしい言葉で伝えるだけでも十分です。

3歳頃になると、

「どうして一年に一度しか会えないの?」

と質問する子も増えてきます。

絵本やパネルシアターを使いながら、楽しんで伝えてあげると理解しやすくなります。

保育園で七夕飾りや短冊を取り入れるねらい|保育・活動に必要な視点

保育園で七夕を行う目的は、願い事を書くことだけではありません。

子どもたちは製作活動や行事を通して、さまざまな経験を積み重ねています。

七夕には次のようなねらいがあります。

  • 日本の伝統行事に親しむ
  • 季節の変化を感じる
  • 願いを言葉で表現する経験をする
  • 製作活動を楽しむ
  • 友達と一緒に行事を楽しむ

特に未満児では、「願いを書く」ことよりも、笹に飾りを付けたり、星や天の川を見たりする体験そのものが大切です。

保育士として毎年感じるのは、子どもたちは完成した飾りを見るだけでも、とても嬉しそうな表情を見せてくれるということです。

「ぼくのお星さまだ!」

「わたしの短冊!」

そんな小さな喜びも、七夕ならではの素敵な思い出になります。

親子で七夕の短冊に願い事を書いている様子

保育園の七夕願い事はどう考える?親と保育士が押さえたい書き方のコツ

七夕の短冊を書くとき、

「どんな願い事ならいいの?」

と迷う保護者は少なくありません。

特に1歳・2歳では、まだ自分の願いを言葉で伝えることは難しいため、保護者や保育士が子どもの思いをくみ取りながら短冊を書くことになります。

大切なのは、立派な文章を書くことではなく、その子らしい願いをやさしい言葉で表現することです。

1歳・2歳・3歳の子どもの成長に合わせて願いを言葉にする考え方

年齢によって、子どもの成長や興味は大きく変わります。

そのため、願い事も年齢に合わせて考えることが大切です。

1歳

健康や成長を願う内容が中心になります。

保護者の願いを書くことがほとんどです。

2歳

言葉や遊びが広がる時期です。

「いっぱい遊べますように」

「元気に笑顔で過ごせますように」

など、生活に寄り添った願いがおすすめです。

3歳

少しずつ自分の思いを言葉にできるようになります。

「消防士さんになりたい」

「プリンセスになりたい」

など、夢や憧れを書ける子も増えてきます。

年齢に合わせた願いを書くことで、その子らしい短冊になります。

親が短冊に書くときのポイント|健康・成長・将来への願いを自然に表現

保護者が短冊を書く場合は、難しく考える必要はありません。

例えば、

  • 元気に大きく育ちますように
  • 毎日笑顔で過ごせますように
  • お友達と仲良く遊べますように
  • たくさん食べて大きくなりますように

このような、普段感じている願いで十分です。

短冊は「上手な文章」を書く場所ではありません。

お子さんへの温かな気持ちが伝わることが一番大切です。

保育士が行事で使いやすい七夕願い事の選び方|子ども主体でまとめるコツ

保育園では、短冊を掲示したり、七夕会で紹介したりすることがあります。

そのため、保育士は子ども一人ひとりの個性を大切にしながら、読みやすくまとめる工夫も必要です。

例えば、

「〇〇ちゃんが元気いっぱい遊べますように」

よりも、

「げんきいっぱい あそべますように」

のように、子どもの言葉に近い表現にすると、温かい雰囲気になります。

保育士が文章を整え過ぎるよりも、「子どもらしさ」が感じられる短冊の方が、保護者にも喜ばれることが多いと感じています。

【1歳向け】保育園の七夕飾りにそのまま使える願い事の例文10選

1歳頃は、まだ自分の気持ちや願いを言葉で伝えることが難しい時期です。

そのため、短冊には保護者や保育士が「こんなふうに成長してほしい」という願いを込めて書くことがほとんどです。

無理に立派な願い事を書く必要はありません。

毎日の成長を見守る中で感じる、小さな願いをそのまま言葉にするだけで十分です。

健康を願う1歳向けの短冊例|毎日元気に過ごせますように

1歳は心も体も大きく成長する時期です。

病気やけがをせず、元気に過ごしてほしいという願いは、多くの保護者が短冊に書く内容です。

例文

  • 元気いっぱい大きくなりますように
  • 毎日笑顔で過ごせますように
  • いっぱい遊んで元気に育ちますように
  • 健康ですくすく成長しますように

どれも短く、やさしい表現なので、そのまま短冊に書くことができます。

成長を願う1歳向けの短冊例|少しずつできることが増えますように

1歳になると、

歩くことができるようになったり、

言葉を少しずつ話したり、

毎日のように新しい成長が見られます。

そんな姿を願い事にすると、その子らしい短冊になります。

例文

  • たくさん歩けるようになりますように
  • にこにこ笑顔がいっぱいになりますように
  • できることがたくさん増えますように
  • のびのび大きく育ちますように

保護者だからこそ感じる成長を書いてあげると、温かい短冊になります。

親の気持ちが伝わる1歳の七夕願い事|やさしく温かい例

短冊には、

「親としての願い」

を書いてももちろん大丈夫です。

保育園でも、このような短冊をよく見かけます。

例文

  • 毎日笑顔で過ごせますように
  • 家族みんなが元気でいられますように
  • 優しい子に育ちますように
  • お友達と楽しく遊べますように

難しい言葉よりも、

普段の子育てで感じている願いを書くことが大切です。

面白い・かわいい表現で書く1歳向け七夕願い事のアイデア

写真を撮る機会も多い七夕。

少し遊び心のある願い事も人気があります。

例文

  • ごはんをもりもり食べられますように
  • アンパンマンみたいに元気いっぱいになりますように
  • お昼寝が大好きになりますように
  • 今日も明日もにこにこ笑顔ですごせますように

子どもらしい可愛らしい表現は、保護者にも人気があります。

保育士コラム

毎年1歳児クラスの短冊を見ていると、

「元気に育ちますように。」

という願いが一番多く書かれています。

1歳は昨日できなかったことが、今日できるようになる毎日です。

歩けるようになった。

初めて名前を呼んでくれた。

スプーンを持てるようになった。

そんな小さな成長の積み重ねが、何よりの願い事なのだと感じています。

保育園で短冊を飾る1歳児

【2歳向け】保育園の七夕飾りにそのまま使える願い事の例文10選

2歳になると、

言葉が増え、

友達との関わりも少しずつ増えてきます。

「○○したい。」

という気持ちも表現できるようになり、短冊の内容も少しずつ子どもらしくなってきます。

保護者が書く場合も、

子どもの好きなことや頑張っていることを願い事にすると、その子らしい短冊になります。

遊びや活動に結びつく2歳向けの願い事例|毎日楽しく過ごせますように

2歳は遊びを通して大きく成長する時期です。

例文

  • お友達と仲良く遊べますように
  • 元気いっぱい外遊びができますように
  • 毎日笑顔で保育園に通えますように
  • たくさん遊んで大きくなりますように

どれも保育園でよく使われる願い事です。

言葉や生活習慣の上達を願う2歳の短冊例

生活習慣も少しずつ身に付いてくる時期です。

例文

  • 自分でお着替えができますように
  • おしゃべりがもっと上手になりますように
  • ごあいさつが上手にできますように
  • ごはんをいっぱい食べられますように

毎日の成長につながる願いは、とても人気があります。

人気のある2歳向け七夕願い事|保育園で使いやすい例文まとめ

保育士が毎年よく目にする願い事をまとめました。

例文

  • にこにこ笑顔で過ごせますように
  • お友達がたくさんできますように
  • 毎日元気いっぱい遊べますように
  • 大好きな先生といっぱい遊べますように

シンプルですが、とても温かい短冊になります。

少し面白い言い回しで差がつく2歳の七夕願い事例

子どもらしさが伝わる願い事も人気があります。

例文

  • アイスをいっぱい食べられますように
  • 電車をたくさん見られますように
  • 大好きな恐竜に会えますように
  • ケーキをいっぱい食べたいです

実際に子どもが話した言葉をそのまま書くと、思わず笑顔になる短冊になります。

保育士コラム

2歳児になると、

「ぼく、消防車が好き!」

「プリンセスになりたい!」

など、自分の好きなことをたくさん話してくれるようになります。

保育士は、その言葉をできるだけそのまま短冊に残すようにしています。

少し言葉が違っていても、

その子らしい願い事の方が、何年後かに見返した時、きっと素敵な思い出になるからです。

七夕飾りを楽しむ2歳児

【3歳向け】保育園の七夕飾りにそのまま使える願い事の例文12選

3歳頃になると、自分の気持ちや夢を少しずつ言葉で表現できるようになります。

「大きくなったら○○になりたい。」

「○○ができるようになりたい。」

そんな子どもらしい夢が聞けるようになるのも、この時期ならではです。

保育園では、子ども自身の言葉を大切にしながら、短冊に書くことが多くなります。

保護者が代筆する場合も、できるだけ子どもの言葉をそのまま残してあげると、思い出に残る短冊になります。

友だちとの関わりや保育生活に合う3歳向けの願い事例

3歳になると、友達との遊びがどんどん楽しくなります。

集団生活の中で「一緒に遊ぶ」「順番を守る」「協力する」など、多くのことを学び始めます。

例文

  • お友達といっぱい遊べますように
  • みんなとなかよく過ごせますように
  • 保育園が毎日楽しいです
  • お友達をたくさん作れますように

どれも保育園生活にぴったりの願い事です。

できた!を増やす3歳の成長・上達を願う短冊の例

3歳は「できた!」という達成感をたくさん味わう時期です。

その頑張りを応援する願い事もおすすめです。

例文

  • 自転車に乗れるようになりますように
  • お箸が上手になりますように
  • 一人でお着替えができますように
  • たくさん絵が描けますように

子どもが今頑張っていることを書くことで、その子らしい短冊になります。

将来の夢につながる3歳向け七夕願い事|仕事や憧れを楽しく表現

保育園では、

「大きくなったら何になりたい?」

と聞くと、かわいらしい夢を話してくれる子どもがたくさんいます。

例文

  • ケーキ屋さんになれますように
  • 消防士さんになりたいです
  • プリンセスになれますように
  • 電車の運転士さんになりたいです

その時々の憧れをそのまま短冊に書くことで、成長の記録にもなります。

センスよく見える3歳向け七夕願い事|短く印象に残る書き方

短冊は長い文章よりも、短く読みやすい方が見栄えも良くなります。

例文

  • えがおいっぱい!
  • げんき100てん!
  • いっぱいチャレンジ!
  • なかよしがふえますように

シンプルですが、子どもらしさが伝わる人気のフレーズです。

保育士コラム

3歳児クラスになると、

「先生、ぼくね、恐竜博士になりたい!」

「アイスクリーム屋さんになる!」

と目を輝かせながら話してくれる子がたくさんいます。

私は、その夢をできるだけそのまま短冊に書くようにしています。

大人から見ると少し現実離れしている夢でも、子どもにとっては本気の願いです。

その純粋な気持ちを大切に残してあげたいと思っています。

七夕の短冊を書く3歳児

面白い・センスがいい七夕願い事の例|保育園の短冊で人気のフレーズ集

七夕の短冊には、健康や成長を願うものだけでなく、思わず笑顔になるようなユニークな願い事もたくさんあります。

子どもらしい発想は、大人には思いつかないような可愛らしさがあります。

保護者や保育士も一緒に楽しみながら短冊を書いてみましょう。

思わず笑顔になる面白い七夕願い事の例

保育園で実際によく見かける、思わず微笑んでしまう願い事です。

例文

  • アイスを毎日食べられますように
  • おやつがいっぱい食べたいです
  • 恐竜に会えますように
  • 新幹線にいっぱい乗れますように
  • パトカーに乗れますように
  • お空を飛べますように

子どもの素直な気持ちが表れていて、とても人気があります。

短くてもおしゃれに見えるセンスのある短冊フレーズ

短冊は文字数が限られているため、短い言葉でも十分気持ちは伝わります。

例文

  • 笑顔いっぱい
  • 元気いっぱい
  • 今日もありがとう
  • 毎日しあわせ
  • 夢がかないますように
  • にこにこ毎日

読みやすく、写真映えもしやすい表現です。

子どもらしさを大切にした人気の願い事アイデア

保護者が文章を考えると、大人らしい表現になりがちです。

でも、本当に大切なのは「子どもの言葉」です。

例えば、

「おおきいしょうぼうしゃ のりたい」

「ぶどういっぱいたべたい」

「せんせいといっぱいあそびたい」

など、少し言葉が幼くても、そのまま書くことで、その年齢ならではのかわいらしさが残ります。

保育士コラム

七夕会では、子どもたちの短冊を紹介することがあります。

その中には、

「チョコレートのおうちにすみたい。」

「まいにちプールにはいりたい。」

「ママとずっといっしょ。」

そんな願い事もあります。

会場には笑顔があふれますが、私はその一つひとつが子どもの心そのものだと感じています。

正解や不正解はありません。

子どもが「これを書きたい」と思った気持ちを大切にすることが、七夕行事の一番の意味ではないでしょうか。

保育園で楽しむ七夕飾りのアイデア|短冊・笹飾り・折り紙製作まで

七夕の楽しみは、願い事を書くことだけではありません。

笹飾りを作ったり、折り紙で星や天の川を表現したりする製作活動も、子どもたちにとって大切な経験です。

1歳・2歳・3歳では発達段階が異なるため、それぞれの年齢に合わせた製作を取り入れることで、無理なく七夕を楽しむことができます。

私も毎年、子どもたちと一緒に飾りを作りますが、完成した笹を見上げる子どもたちの笑顔は、七夕ならではの素敵な思い出になっています。

短冊、笹飾り、吹き流しなど定番の七夕飾りの意味

七夕飾りには、一つひとつに意味があります。

製作の前に簡単に伝えるだけでも、子どもたちは興味を持ってくれます。

飾り意味
短冊願い事がかなうよう願う
吹き流し織姫の織り糸を表し、裁縫や技術の上達を願う
星飾り願いが星に届くようにとの願い
輪つなぎ人とのつながりや夢が広がることを願う
提灯心を明るく照らす
折り鶴家族の健康と長寿を願う
網飾り豊かな実りや食べ物への感謝

保育園では全部を作る必要はありません。

子どもの年齢に合わせて2〜4種類程度選ぶだけでも、十分季節感を楽しめます。

1歳・2歳・3歳で楽しめる折り紙や製作のアイデア

発達に合わせた製作活動を取り入れることで、子どもたちは達成感を味わえます。

1歳児におすすめ

1歳児は、手形や指スタンプを取り入れた製作がおすすめです。

例えば、

  • 手形で天の川
  • 指スタンプで星
  • シール貼りで笹飾り

など、簡単な活動でも十分楽しめます。

「できた!」という経験を積むことが一番の目的です。

2歳児におすすめ

2歳児は、自分で貼ったり、ちぎったりすることが楽しくなる時期です。

おすすめは、

  • 折り紙をちぎって星を貼る
  • 丸シールで天の川を作る
  • のり貼りで吹き流しを作る

など。

完成した作品を見ると、自分で作った喜びを感じられます。

3歳児におすすめ

3歳児になると、

はさみや折り紙にも挑戦できる子が増えてきます。

例えば、

  • 星つなぎ
  • 輪つなぎ
  • 織姫と彦星
  • スイカ飾り
  • 提灯

など、少し工程の多い製作も楽しめます。

「ここを折るよ。」

「次は貼ってみよう。」

と声を掛けながら進めることで、集中して取り組めます。

七夕飾りを遊びや保育活動につなげる工夫

製作だけで終わらせず、その後の遊びへつなげることも大切です。

例えば、

  • 七夕探しゲーム
  • 星集めゲーム
  • 天の川ジャンプ
  • 織姫・彦星ごっこ遊び

などを取り入れると、子どもたちはさらに七夕を楽しめます。

七夕会では、

ブラックシアターやパネルシアターを組み合わせる園も多くあります。

視覚的に楽しめるため、小さな子どもにも人気があります。

保育士コラム

私は毎年、

製作が上手にできたかどうかではなく、

「子どもが楽しそうだったか」

を一番大切にしています。

少し曲がっていても、

のりがはみ出していても、

その子が一生懸命作った作品には、その子だけの良さがあります。

保護者の皆さんも、

完成度ではなく、

「頑張って作ったね。」

という気持ちで見ていただけると、子どもたちはもっと製作が好きになります。

七夕飾りを製作する保育園の子どもたち

保育士向け|七夕行事をスムーズに進める準備と進行のポイント

七夕会は、子どもたちが季節の行事を楽しみにしている大切なイベントです。

当日を楽しく迎えるためには、少しずつ準備を進めておくことが成功のポイントになります。

保育士として毎年感じるのは、「事前準備がしっかりできていると、子どもたちも安心して楽しめる」ということです。

七夕会の準備・当日までに必要なことをチェック

七夕会は前日になって慌てないよう、早めに準備を進めましょう。

準備チェックリスト

  • □ 七夕会の日程確認
  • □ 笹の準備
  • □ 短冊の配布
  • □ 七夕飾りの製作
  • □ 会場の装飾
  • □ パネルシアター・ペープサート準備
  • □ BGM・ピアノ確認
  • □ 記念撮影スペース準備

早めに準備しておくことで、当日は子どもたちとの時間を大切にできます。

子どもたちの興味を引き出す導入と出し物のアイデア

七夕会では、

子どもたちが「楽しかった!」と思える内容が何より大切です。

おすすめの出し物は、

  • 七夕のお話(パネルシアター)
  • ブラックシアター
  • 星探しゲーム
  • 天の川ジャンプ
  • 七夕クイズ
  • 「たなばたさま」の歌

年齢に応じて内容を変えることで、最後まで楽しめます。

家庭連携で親に伝えたい短冊記入のお願いと配慮

短冊を家庭へ持ち帰ってもらう園も多くあります。

その際は、

「上手に書こうとしなくて大丈夫です。」

という一言を添えるだけで、保護者は安心できます。

例えば、お便りには、

お子さまの今の成長や、日頃感じている願いを、自由に書いてください。

と伝えるだけでも十分です。

短冊は作品ではありません。

親子で話しながら書く時間そのものが、七夕の素敵な思い出になります。

保育士コラム

七夕会の最後に、

子どもたちが笹を見上げながら、

「ぼくのお願いあった!」

「先生、キラキラしてる!」

と笑顔になる瞬間があります。

私は毎年、その時間が一番好きです。

短冊に書いた願いが叶うかどうかより、

願いを持つこと、

家族や先生と一緒に季節を楽しむこと。

それこそが、保育園で七夕を行う本当の意味なのだと思っています。

七夕会を楽しむ保育園の子どもたち

保育園の七夕願い事でよくある悩みQ&A|お金・将来・書きにくい内容はどうする?

七夕の短冊を書く時期になると、

保護者や保育士からさまざまな質問を受けます。

「こんな願い事を書いてもいいのかな?」

「まだ話せない子はどうすればいい?」

など、悩む方も少なくありません。

ここでは、保育園でよくある質問について、現役保育士の視点でお答えします。

お金や仕事に関する願い事は短冊に書いてもいい?

もちろん問題ありません。

七夕は「願いを書く日」です。

家族の幸せを願う内容であれば、お金や仕事に関する願いを書いても大丈夫です。

ただし、保育園の短冊として掲示される場合は、子どもが主体となる内容や家族の幸せを願う表現の方が、周囲にも温かい印象を与えます。

例えば、

  • 家族みんなが笑顔で過ごせますように
  • お父さんとお母さんが元気にお仕事できますように
  • 家族で楽しい毎日を過ごせますように

などがおすすめです。

保育園では、多くの人が目にする短冊になります。

子どもが読んでも温かい気持ちになる内容を意識するとよいでしょう。

子どもの願いがまだない、言葉にできない未満児のときは?

1歳・2歳では、自分の願いを言葉で表現することはまだ難しいものです。

その場合は、

保護者や保育士が「今、一番願っていること」を代わりに書いてあげましょう。

例えば、

  • 元気いっぱい育ちますように
  • 毎日笑顔で過ごせますように
  • お友達と仲良く遊べますように
  • のびのび成長しますように

十分素敵な短冊になります。

無理に子どもの言葉にしようと考え過ぎる必要はありません。

子どもへの愛情が伝わる内容であれば、それが一番です。

例文をそのまま使うだけでなく、わが子らしい願いに整えるコツ

この記事ではたくさんの例文をご紹介しました。

もちろん、そのまま使っていただいても構いません。

でも、少しだけお子さんらしさを加えると、世界に一つだけの短冊になります。

例えば、

「元気に育ちますように。」

ではなく、

「毎日お砂場遊びを楽しめますように。」

「笑顔で過ごせますように。」

ではなく、

「大好きな電車をいっぱい見られますように。」

というように、

今夢中になっていることや好きなことを入れるだけで、その子らしい願いになります。

数年後に短冊を見返したとき、

「あの頃、恐竜が大好きだったね。」

「アンパンマンばかり見ていたね。」

そんな思い出話ができるのも、七夕ならではの楽しみです。


保育士コラム

保護者から、

「先生、どんな願い事を書けばいいですか?」

と相談されることがあります。

私はいつも、

「お子さんの今の姿を書いてください。」

とお伝えしています。

元気いっぱい遊ぶ姿。

お友達と笑い合う姿。

初めて自分で靴を履けた日。

どれも今しかない大切な成長です。

七夕の短冊は、

願いを書く紙であると同時に、

その年齢、その時期だけの宝物でもあるのです。

七夕飾りを眺める親子

まとめ|七夕の願い事は「子どもらしさ」が一番の宝物

保育園の七夕は、日本の伝統文化に親しみながら、子どもたちの成長を感じられる大切な行事です。

短冊に書く願い事に「正解」はありません。

健康を願う言葉でも、

将来の夢でも、

大好きな食べ物でも、

子どもの素直な気持ちが込められていれば、それだけで素敵な願い事になります。

現役保育士として毎年感じるのは、

子どもたちは短冊を書くことよりも、

家族や先生と一緒に願い事を考える時間を楽しんでいるということです。

「どんなお願いにしようか。」

「これを書いたら、お星さまに届くかな。」

そんな親子や保育士との会話が、子どもにとって何より大切な思い出になります。

保護者の皆さんも、

「上手に書かなきゃ。」

と考え過ぎず、

お子さんらしい言葉をぜひ短冊に込めてあげてください。

保育士の皆さんは、

子ども一人ひとりの思いを大切に受け止めながら、

温かな七夕行事を作っていただければと思います。

今年の七夕が、

子どもたちにとって笑顔あふれる思い出になりますように。

記事のポイント

  • 七夕は願い事を書くことだけでなく、日本の伝統文化に親しむ大切な行事
  • 1歳・2歳・3歳では発達に合わせた願い事を書くことが大切
  • 保護者は難しく考えず、健康や成長への願いを書けば十分
  • 保育士は子どもの言葉や個性を大切にした短冊づくりを心掛ける
  • 七夕飾りや製作活動を通して、季節を感じる体験を楽しもう

関連記事(近日公開)

  • 保育園の夏祭りを楽しむコツ|家庭でもできる遊びアイデア
  • 保育園の製作アイデアまとめ|1歳・2歳・3歳の発達に合わせた工作
  • 保育園の行事一覧|年間行事のねらいと家庭での楽しみ方
  • 保育園見学チェックリスト|現役保育士が見るべきポイントを解説

・・・今日も一日ちはるびより